退院1周年おめでとうございます!

あんしんの家にお住いのK様は、昨年の11月29日に退院され、私たちのグループホームの利用が1年を迎えます。

グループホームで1年過ごされることは、よくある事なのかもしれませんが、K様にとっては、少し意味合いが違ったようです。


というのも、二十歳から17年間ずっと入院生活を送られてきたK様でしたが、ご縁があって、私たち『あんしんの家』に来ることになりました。

当初は、「グループホームでは、長続きできないのでは・・・」とか、「すぐまた病院に戻るのでは・・・」などと心配されていた方もいた、とのこと。

なにせ、私たち『あんしんの家』は、誰でも受け入れることが出来るのではなく、日中活動をされる方、という高いハードルを設けているから、なおさらだったことでしょう。


ところが、あれよあれよという間に1年が経過。

明日、11月29日がご退院をされ、私たち『あんしんの家』に来てから1周年となりました。

私たちや、業界関係者にとっては、よくある入居後1年ですが、K様にとっては、努力と我慢と忍耐と苦労と辛抱と・・・(涙)

私には想像もつかない1年間だったことだと思います。

というわけで、1年間ごくろうさま!とのメッセージが入ったケーキが、弊社スタッフからプレゼントされました。

もちろん、本人の頑張りを支援してくれたご家族や相談支援の方々はもちろん、藤代健生病院さんのサポートや、日中活動で支えてくれた社会福祉法人ほほえみのスタッフの方々など、多くの方と共に歩んできた1年間だったはずです。

皆様を代表してお祝いさせて頂いたところ、本人は大変喜んでおられ、ケーキをペロッと一人で平らげてしまったようです(笑)


今後もK様が再入院することなく、一人暮らしを始める、もしくは家族のもとに帰るお手伝いをさせて頂きます。

そして、あんしんの家を無事ご卒業されるときが来たら、そのときはK様、そして関係者の皆様を含め、盛大にお祝いをしましょう!

というわけで、とにもかくにもK様、退院1周年おめでとうございます!

一般社団法人あんしん

私たちは、「障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指す」というノーマライゼーションの理念に基づき、障がい者とその家族、地域にお住いの方々が安心して、その人らしい生活が送れるよう、保健・医療・福祉の連携のもと、障がい者の福祉サービスの充実を図り、すべての人々が健やかに暮らせる共生社会づくりを目指します。

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