はじめての一人暮らし♪

私たちのグループホームに入ったときから、早くアパートを借りて一人暮らしをしたい!と言い続けてきた利用者さんがおります。

なんと!

このたびアパートへの入居審査が通り、引っ越すことが決まりました~


結果はハッピーですが、ここに至るまでに、いくつかハードルがありました。

それは、『障がい者』という言葉(ワード)で、断られてしまうことです。

1件目は、不動産会社はOKだったものの、最終審査で大家さんから断られます。

そして、なんと2件目は入口の段階である不動産会社からお断りされます。。。


断られるにしても、「障がい者はダメ」は結構ショックでした(涙)。

むしろ、「〇〇さんはダメ」のほうが、まだマシだということを、今回教えて頂きました・・・


入居を拒否することに対しての賛否はさておき、(ちなみに、私は入居を拒否することを良いとは決して思っていません)だからといって「障がい者」であることを隠すのは、良くないと思います。


「障がい」を理由に断られるのは、「障がい」が理解されていないから。

理解していない人を非難したところで、1ミリも解決しません。


理解してもらうには、私たち【理解している側】は何をしたらよいのか?どんなことをすれば理解してもらえるのか?

この問いに対する答えを、【理解している側】が行動(結果)で示し続けることだと思います。


障がいがあることを堂々とお伝えしたうえで、「(障がい者かもしれないけど)〇〇さんはOKです!」と不動産会社や大家さんに言って頂くことが【理解している側】の役目。

一人づつ、一人づつ、オセロのようにひっくり返していきましよう!

一般社団法人あんしん

私たちは、「障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと活動できる社会を目指す」というノーマライゼーションの理念に基づき、障がい者とその家族、地域にお住いの方々が安心して、その人らしい生活が送れるよう、保健・医療・福祉の連携のもと、障がい者の福祉サービスの充実を図り、すべての人々が健やかに暮らせる共生社会づくりを目指します。

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