私たちのグループホームに入ったときから、早くアパートを借りて一人暮らしをしたい!と言い続けてきた利用者さんがおります。
なんと!
このたびアパートへの入居審査が通り、引っ越すことが決まりました~
結果はハッピーですが、ここに至るまでに、いくつかハードルがありました。
それは、『障がい者』という言葉(ワード)で、断られてしまうことです。
1件目は、不動産会社はOKだったものの、最終審査で大家さんから断られます。
そして、なんと2件目は入口の段階である不動産会社からお断りされます。。。
断られるにしても、「障がい者はダメ」は結構ショックでした(涙)。
むしろ、「〇〇さんはダメ」のほうが、まだマシだということを、今回教えて頂きました・・・
入居を拒否することに対しての賛否はさておき、(ちなみに、私は入居を拒否することを良いとは決して思っていません)だからといって「障がい者」であることを隠すのは、良くないと思います。
「障がい」を理由に断られるのは、「障がい」が理解されていないから。
理解していない人を非難したところで、1ミリも解決しません。
理解してもらうには、私たち【理解している側】は何をしたらよいのか?どんなことをすれば理解してもらえるのか?
この問いに対する答えを、【理解している側】が行動(結果)で示し続けることだと思います。
障がいがあることを堂々とお伝えしたうえで、「(障がい者かもしれないけど)〇〇さんはOKです!」と不動産会社や大家さんに言って頂くことが【理解している側】の役目。
一人づつ、一人づつ、オセロのようにひっくり返していきましよう!
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